今夜は中秋の名月です。満月ですね。
月がきれいに出ていたもので、写真撮影してみました。
以前から思っていたのですが、デジカメで星を撮影してもなかなかきれいに撮れません。
肉眼で月の海がきれいに見えていても、デジカメで撮影すると、なぜか必ず光り輝いて模様が見えなくなってしまうんですよね。
↓こんな感じ。
いいデジカメだと露出補正というところが結構いじれたりするんですけど、僕の持ってるのは、-2.0までしかいじれません。
プロじゃないのであまり詳しくわからないのですが、どうも設定をいくらがんばっても、うまく撮影できないんですねー。
そこで今回はいろいろ考えて、光が強いならサングラスで光を少なくすればいいのかなと思って撮影したのがこれ。
どうです、こまかい模様までは無理ですけど、模様(海)が出ていますよね。
で、これはどうやって撮影したかというとちょっとしたコツがありまして、
皆さんのデジカメが同じことができるかどうかわかりませんが、興味があったらちょっとやってみてください。
まず、うちのデジカメは、NIKONのCOOLPIXS230というもので、お正月セールで1万円くらいで買ったものです。
まったく高価ではないですけど、一応は撮影モードとしていろんな機能があります。
露出や感度などは、できるだけ暗いところを撮る設定にしてみてください。
例えば、高感度にするとか露出をマイナスにするとか、デジカメ機能に撮影モードがあるなら夜景を撮るモードにするといいですね。
それでも、たいていのカメラでは、一番上のような光だけの満月の写真になってしまうと思うので、
ここで一工夫。
必ず、三脚でデジカメを固定して、タイマーを使います。
夜景など暗いところをとる場合、シャッターが長く開くわけですから、ちょっとでもぶれたら月がゆがんで写ってしまいます。
三脚は必須です。
で、シャッターを押すときにちょっと力が入って機械が動いてしまうのを防止するため、タイマーを使うんです。
でもこれだけでは、光の明るさの問題が解決しませんね。
そこで、サングラスの登場。
シャッターが閉じる0.5~1秒前くらいにカメラのレンズの前にサングラスをかざします。
すると2番目の写真のように月の海が映るわけです。
なぜ、シャッターが閉じる0.5~1秒前かというと、最初からサングラスをかざしていると、
デジカメが勝手に明るさやピント等の補正をしてしまい、写真がぼやけてしまうからなんですね。
そこでデジカメがギリギリ補正させないタイミングでサングラスをかざしたわけです。
このサングラスをかざすタイミングが、撮影環境やデジカメの種類、モードや設定値によって違うかもしれませんが、
何度かやってるうちにコツがつかめてきます。
以上、安いデジカメで月の海を撮影してみる方法でした(笑)
もし、うまくいかなかったらごめんなさいね。
僕はプロではなく、試行錯誤でやった結果ですので、プロの方はもっといろんな方法をご存知だと思いますが、
僕ももしもっといい方法を知ることができたらチャレンジしてみます。
最後に今日撮った写真をアップしておきますね(^^)
サングラスをかざすタイミングとかサングラスとレンズの距離とかによって映り方がいろいろ違います。