2010年9月26日、小樽港で海上保安大学校の練習船こじまが一般公開されるというので見てきました。
午前中札幌では雨だったのですが、昼になると快晴。
小樽へ行くのも久々です。
駐車場に車をとめて海のほうへ歩くと、来てました来てました!
大きい船ですねえ。
フェリーの客船と比べると小さいですが、シャープでスピードがありそうです。
それでも近づくとかなり大きい、青空のせいもあって驚きの白さです。
まずは、船尾の広いところで、なにやら式典が行われました。
小樽のどなたかが来賓としていらっしゃってました。
STVさんも取材に来てましたよ。
式典で船員がプレゼントをもらったようです。
包装紙がたぶん六花亭かな(笑)?
船の側面です。
大きなボートがのってますね。
海上保安庁をテーマにした海猿という映画やドラマがあったようですが、
チラッとしか見たことないんですよ。
でもどれだけ大変な仕事かよくわかります。
さて、警察官だとバッジなどで階級がわかるようですが、この組織では、勲章や袖の線の本数で
階級がわかるようです。
例えば、この人はこんな感じ。
この人はこんな感じ。
早く来てしまったせいか結構待ちましたが、やっと船の見学が開始。
まずは船首です。
この白いものは、武器です。
マシンガン?みたいなもののようです。
もう一つ操縦室のほうにもあります。
この金色のところがクルクルまわるのかな?
横から見るとこんな感じ。
アクション映画を見るとこんなのでバババ・・・と撃ってるシーンありますよね。
さて、操縦室へ。
普通の客船でも操縦室へ入ったことが無いので、興味津々。
あと船員(なんて呼べばいいんだろう?)の方々がいろんなところへ配置されていて、
質問するととても丁寧に教えてくれるのが好印象でした。
これが船長さんの椅子。
よくある社長室の椅子のような感じではなく、スピーディな動作ができそうな椅子ですね。
これは電源が入ってませんが、よく映画で見かける画面上でクルクルと線が回って表示し、船の周りの物体を捉えるレーダーの機械らしいです。
100kmくらい先までわかるらしいですね。
ほかにもいろいろな機器を見てきましたよ。
さて、操縦室から出て、操縦室の上へ。
スポットライト。
やっぱり大きいですねえ。かなり先まで明るく照らしそうです。
これはなにかなーと船員さんに質問すると、電波を受信するものらしいです。
何の電波かな?と思ってると・・・
↓この上のほうにあるプレートのようなものが電波を発信して、跳ね返ってきたものを上の写真の丸い受信機でうけるようです。
電波が跳ね返るというのは、つまり島だったり近くの船だったりってことですね。
上の方で紹介した操縦室のレーダーの機械に映るのかな。
さて船の一番上の階まで登ると、下で順番待ちで並んでる人がこんな感じで見えます(笑)
結構高いですねー。
船の後ろの方に移動します。
船の側面には、こんなかわいらしい絵がかかれています。
堅苦しくない感じでいいと思います(^^)。
船のランプはこんな感じ。
浮き輪もあります。
さて船尾です。
このマークは、ヘリコプターが下りる場所かな。
いろんなことができるようになってますね。
海上保安庁のマスコット「うみまる」君がいらっしゃいました。
このキャラクターはベースがあざらしで、女の子のキャラもあるようです。
写真の右の女性は、来賓のミス小樽のお嬢さんです。
きれいですねぇー。
うみまる君も凛々しい感じです。
映画の海猿で使用した小道具(といっても実際に使用されている本物かな?)も飾られていました。
海の安全を船員の方々が守ってくださってるんですね。
すばらしいお仕事だと思います。
最後に、船員さんたちがどこで寝泊りしているのか伺うと、下の写真の丸い窓があるところ。
見学できませんでしたが、ちょうど僕が見学した下のところに一部屋4人で生活しているようです。
感想ですけど、とにかく船員さんたちや、えらい方々(襟の線を見た判断)がとても親切丁寧だったことが好印象でした。
ボソボソ話す人はいなくて、この人たちなら安心して海をお任せできるなーと思うほどしっかりした方ばかり。
船の中を見学できるのももちろんよかったですが、いろいろ説明、紹介していただいた方々の人柄がとてもよかったです。
海上保安庁のホームページはこちらです。
http://www.kaiho.mlit.go.jp/