札幌市中央図書館で手稲の歴史を勉強

Web勇伝

2011年09月13日 02:43

2011年9月11日、薄曇の日で雨が降ってくるのかなーという肌寒い天気です。

なんだか今年は「暑い!」という日がもう少しあってもいいかなと思っていたのですが、
そういえば去年は春頃の早い時期から気温が30度とか超えていたんですよねー。
なんだか物足りなかったのはそのせいかな。

さてこの日、雨が降るか心配というお天気だったのですが、調べ物があって自転車で手稲から札幌市中央図書館まで出かけることに。
僕の場合、ヘアスタイルをキメているときと、丁寧に洗車した日は、なぜか雨になることが多いのですが(笑)
まあ、今日はどちらも当てはまらないので、雨は降らないでしょう。出発!

普段運動不足なので、目的地以外にもあちこち寄ることができるよう、なるべく自転車を使っています。

手稲から中央図書館までは、大体、片道で十数キロの距離があります。
どれくらいでつくのか心配でしたけど、信号や道路事情もありましたが、
意外と時間がかかりませんね、1時間ちょっとで着きました(^_^)




中央図書館に来るのいつぶりかなぁ・・・。
日曜日はさすがに混んでますね。
受験生や家族連れ、読書好きな方や、新聞・雑誌をあれこれ読んでいる人など・・・。

札幌市の図書館はインターネットで「蔵書検索」ってのができ、貸し借りも市内の図書館を経由してとても便利です。
http://www.city.sapporo.jp/toshokan/yoyaku/top.html

中央図書館で借りたものを手稲図書館で返したり、中央図書館にある本をインターネットで注文して手稲図書館で受け取るなんてことも可能です。但し、それぞれの図書館にある「持ち出し禁止」のものは借りられません。

ひとまず、その「市内の図書館ならどこでも使えるというカード」を作成。
いろいろ調べ物をした後、せっかく来たので前から気になっていたことなのですが、
「手稲の歴史資料」を見てみたくて2階の資料室へ行ってみました。
2階のそのエリアの図書は重要な本が多く持ち出し不可なので、この図書館でしか見られません。

その僕が気になっていた「手稲の歴史」というのは・・・ほぼ私用ですね、

1.僕の自宅の土地や周囲に、以前どんな建物があったか。
2.どんな使われ方をしていたのか。

何か昔の地図がないかなと思っていたものでして
↑別に、最近近所で不思議な現象が続くので調べたかったわけではありませんけどね(笑)

ちょうどタイトルが「手稲町誌?」だったかな、2000ページを超える本が上下巻ありまして、そのほかにももう一冊本もみつかって計3冊読むことができました。

かつて手稲町(村)から発展した歴史のある町が、札幌市と合併するまでの歴史が細かく書かれていまして、冬季オリンピックをきっかけに行われたできごとなのですが、市町村合併というものが、いかに難しいことなのか、話し合いが何度も行われたかがよくわかります。

また、合併以前の手稲町民や当時あった会社の紹介も書かれていましたね。
今ある手稲の写真や資料も、時が経てばそのうち歴史資料として、手稲区民の後の世代の方に必要とされるときがあるかもしれません、いろいろ取っておこうかな。

僕も先日、教科書に混じって、小学生の頃に配られた故郷の町の「町史」の本が物置から見つかって、大事にとっておくことにしました。
それから地図帳。貴重ですよ、僕の中学校時代の地図帳が出てきて、今の市町村合併が行われた地図と比べると、いろんなところに廃線前の線路や今は無くなった町村名が書かれているんですから。
世界地図では「ソ連」や「東西ドイツ」が載ってますからね。

しかし、ここの資料室さすがですね。
全ての市町村がそろっているかわかりませんが、古い資料がたくさん保管されています。
各市町村の昭和20~30年代の写真があって、子どもの頃によく行った市町村の僕が生まれていない時代の街の姿が見られたりして、とにかく発見が多いです。

炭鉱が栄えていた時代、北海道にはとてもたくさん蒸気機関の私鉄があって、ああ、あんなところに鉄道が走っていたんだという話もたくさんみつかりました。
今ではその名残で「○○軌道」や「○鉄」なんてバスの会社になっていたりしていますよね。


札幌の歴史の話はインターネットでも多く見られますが、僕のように他の市町村から札幌にこられた方は、かつて自分の住んでいた町が昔どうなっていたのかを知るチャンスかもしれませんね。


さて、僕の家の近所が昔どんな土地だったかですが・・・
資料の地図が小さかったのでかなりアバウトですが、ある企業の敷地、または民家が密集していた土地だったようです。
・・・昔、変な土地じゃなかったので安心しました(笑)

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