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Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2009年02月13日

ひかりoneギガ得、導入レポ

先日KDDIの「ひかりoneギガ得(以下ひかりone)」というインターネット接続の工事が済み、ADSL(フレッツモア12M)とお別れをしました。
今までの回線は12Mといっても基地局が遠いので全然12Mbpsとは程遠く、今回の回線切り替えはとても心待ちにしておりました。

このサービスは昨年10月1日から受付が始まっていたもので、うちはその10月始め頃に申し込みして今頃工事なんですから、
まー、遅延&説明不足なんかがいろいろあって、工事前は正直言って気分はよくなかったですが(笑)

結果的につながったわけですから、これ以上はこの件に関しては文句は言いません。

【PC1台目】

さて、工事が済み、「ひかりoneルータから先のLAN設定など」は自分で行ってくださいということなので、
早速自宅にあるPC1台はひかりoneルータにLANケーブルで直結。


・・・直結するだけでセットアップ完了なのです。


!!!なんとスピーディな!!!(工事までの期間もこれくらいぱっぱとやってくれれば良かったのに・・)


そしてインターネットがやたら速いのです。ADSL時と比べると明らかに差がわかるんですね。


【PC2台目以降】

しかし、ここからが問題でした。
わが家にはPCがまだたくさんあり、各々がインターネット接続を心待ちにしているのです。
しかも今まで無線LANで接続していたPCばかり・・・。

手っ取り早い方法としては、「ひかりone」のルータに「無線LAN接続機能」を持つオプションサービスというものがあるのですが、
有料で無線PCの台数分料金が毎月発生するのです。

ネットワークの知識はまったく無いわけでもないので、
今までADSL時に使用していた無線LANルータ(以下、無線ルータ)を生かそうと思い、
いろいろ調べながら接続しようとしていたのですが・・・。

あ、あれ?接続できないぞ?

無線ルータはいろいろな都合上、「ブリッジ接続」というもので行った方が良いということなので、
マニュアルやインターネットで同機種の説明どおりにやってみたのですが接続できず、
コマンドプロンプトを開いて、ネットワークコマンドを入力。
どうしてもひかりoneルータにping(ピン)が飛びません。

pingというのは、例えば自分の端末から、ネットワーク上の特定の機械に対して
「おーい○○君、生きてるかー?」と声をかけるようなものなんですが、なぜか応答が無いのです。

接続プランは以下のとおり
【PC→(無線)→無線ルータ→(有線)→ひかりoneルータ→インターネット】

そこで、ネットワーク設定をいろいろ変えて、PCからどの部分がダメなのか調査。

無線ルータ君生きてるかー? →  (生きてるよー!)
ひかりoneルータ君生きてるかー? →  ・・・・



応答が無いと当然通信を行うことはできず、

「あれ?今まで使っていたルータは特殊な設定が必要なのかな?」と四苦八苦。

しかしインターネット上で同機種の無線ルータを使用したどの記事を見ても同様の設定方法しか書かれておらず、
試しにPCを【1台目】のPCと同様に接続してみました。

あれ?まったく問題ないじゃないか?
いやーーー今までとは別世界のようなスピードでインターネットが見られるじゃないですか・・・つながればですが(泣)。

「スピードが速くて楽しい!楽しい!もっといろいろ見ていたい!」

・・・というのは後回しにしなければならず、現実は無線でつながらなければならないのです。
はてさてなぜ無線ルータでは接続できないのか?


そこで試しに

【PC→【無線】→無線ルータ→(有線)→ひかりoneルータ→インターネット】



【PC→【有線】→無線ルータ→(有線)→ひかりoneルータ→インターネット】

につなぎました。


無線ルータ君生きてるかー? →  (生きてるよー!)
ひかりoneルータ君生きてるかー? →  ・・・・


変だ、「無線ルータ→(有線)→ひかりoneルータ」で接続が止まっているようです。


LANケーブルは断線していないのが確認できているので、残るは「無線ルータ」の設定なのかなー・・・。

多少、今まで調べたインターネットの情報が信じられなくなったりしましたが(笑)、無線ルータを初期化(工場出荷時)して再度設定しなおし、再チャレンジ。

でもうまく行きません。


ネットワークに詳しい方は、恐らく機械の故障(LANポート損傷)を問題と気が付くでしょう。
いや実は僕も同じように考えていたのですが、実はこのルータはbuffalo社のWBR-G54というルータで、
LANポート部分に接続を示すランプが無いのです・・・。

つまり、故障しているのか故障していないのかが外観からはわからないもので、壊れていないことを信じてやっているわけです。

で、もう一つ言うと、このLANポートを使用してインターネット接続したことがあるのは何年も前。
今回の切り替え前までこの無線ルータのLANポートを使用せず、自宅の全てのPCを無線LAN接続していたわけです。

そこでPC2台を使用してIPを変更し、無線ルータのLANポート部分がハブ(HUB)になるかチェック。

PC1→(有線)→無線ルータ←(有線)←PC2



・・・ちょ・・つなが・・・らないよーーー?!

ここでようやくLANポートの故障が確実となり、
念のためBUFFALO社のサポートセンターへ電話して確証を得た後、
仕方が無いので新しい無線ルータを買いに行きました。

すでに1000BASE-T(ギガ)のLANポートを持つブロードバンド用無線ルータ(親機)の新製品もあったのですが、
親機や子機がまだ高く、自宅PCの台数分買うと結構高くつくので

とりあえずは100BASE-T×4のLANポートを持っていて、最大300Mbps通信が可能な無線LAN(IEEE802.11n(以下11n))の子機が一個同梱のルータセットを1万円ほどで購入しました。


これを使用すると、無線LANの経路は


*PC(300Mbps)→(新)無線ルータ→(有線[100BASE-T])→ひかりoneルータ→インターネット
*PC(54Mbps)が
いくつか

となり1台だけインターネットの無線LAN接続が今までよりスピードアップします。
まあこれがメイン使用の僕のPCなので助かるんですがね。

将来的に、子機(11n)が安くなれば、徐々に54Mbps→300Mbpsの子機を増やしていこうと。

ただ、このルータを購入するとネットワーク途中の(有線[100BASE-T])の部分で
最大でどうしても100Mbpsしかスピードが出ないため、
ひかりoneルータがいくらギガでも無線LAN接続のPCは、インターネットを100Mbps以下でしか見られません。

1000BASE-Tポートが付くルータはまだ高いので、もっと安くなったら買い替えしよう。
とりあえず11nを使用して、それでも無線では2倍くらいは早くなるのかなと。


さて帰宅して設置。
やっと・・・やっと・・・ネットが無線LANでつながりました\(^O^)/


とりあえずこの記事なんですが、
通常インターネットの記事を調べたら無線ルータの設定画面でちょこちょこっとやれば簡単に接続できるんですが、
僕のようなこんなイレギュラーなケースもあるので(笑)、そんな方のためにわかりやすく?まとめてみました。

・・やれやれ、ハードウェアの世界はいろんなことがあるな。


ところでひかりoneのGIGA得の話なんですが、
【1台目】のPCは、LANボードもケーブルも1000BASE-Tに入れ替えしたので、最高の環境。
見るサイトにも寄りますが、YOUTUBEは以前と比べてかなり速くなりました。
ADSLの時は動画のバッファリングが追いつかず一時ストップすることが多かったのですが、
現在は動画がスタートして数十秒で全てのバッファリングが終了するという夢のようなスピード。

バッファリングが早いので、動画の早送りもサクサクです。

また【2台目以降】のPC(11n)は数十秒とはいきませんが、それでも動画をバッファリングによるストップ待ち無しでスムーズに見られます。

他、GOOGLEアースなんかも比べ物にならないほどのスピードになりましたよ。


サービス開通までに数ヶ月。
かなり待ったけど、結果的にはルータ機器購入のタイミングや、接続例の記事が増えていたことなどを考えると、トータルでは工事が遅延してて良かったのかな?

接続の際、参考にさせていただいたブログなどの皆さま、どうもありがとございました。
感謝感謝。  


Posted by Web勇伝 at 15:33PC・INTERNET